半幅帯による割り角出しの結び方です。
トルソーに浴衣をひっかけただけなので、細かいところは多めに見てね。
手先は20センチくらい(短め)、たれ上で結びます。
そのとき、全部引き抜きません、たれ先は残しておきます。
引き抜かず引っ張った先の根本と、手先をもう一度結びます。
むかって左にあった手先が結ぶことで右にいきます。
左に引き抜いた輪っかは手先と同じ長さくらい(これが角になります。)
さっき、引き抜かなかったたれ先をするすると引き戻してお太鼓部分を作ります。
角っこ同士を少し重なるようにしてくるりと巻きます。
あまったたれ先は、丸めて帯の中へ。
写真はちょっと「しわっ」ってなってるけど、綺麗に整形してね。
一番失敗しやすいポイントは
「手先を長く取ってしまって、角がだらりんとなって、最初からやりなおし」
ですね。
他の結び方では、長めにとる方が安心な場合が多いので、ついつい余裕を持ちたくなるのですが、割り角だしに限っては、その余裕が命取り!!
きりり!と短めの手先で勝負!です。
帯はやっぱり博多など硬めの帯のほうが似合いますね。
当ブログ、さほどアクセス数は多くないんですけど、中には
「割り角だし」「割角出し 結び方」等でアクセスされる方がいらっしゃるようで、
結び方なんてしっかり書いてなくて申し訳ないなあ、と思ったので書きました。