当初、二泊三日の予定だった検査入院ですが、一泊のびて三泊四日になりました。
どこかが悪かったから、というわけではなくて、どちらかというと悪くなかったからもう一つ検査やろう……ということになったようです。
結果は今週聞きにいくので、詳しいことはわかりませんが、すごく悪いことはなさそうです。
経過観察……みたいな中途半端な結果になったらいいのか悪いのか微妙です。いや、悪くなかったらそれだけでありがたい、ですよね。。。
入院一日目。
9時に病院に行って、10時半にMRI。30分前には検査着に着替えてスタンバイ、ってことだったので、入院直後はバタバタしました。
MRIは熱帯魚のアニメーションが流れていて、怖さが少し軽減されました。
ガガガガッ、ギーギーギーの音が鳴り始める瞬間はびっくりしたけれど。。。
一日目のミッションは、これでお終い。
予定では午後はがっつりお仕事しようと思っていたのですが、この日は朝から頭が痛かったので、ぼんやり気味。
仕方がないから院内散歩。
現金はあまり持って来ないように……と入院案内に書いてあったので千円札二枚だけ持っていきまして、「どうせ二泊三日、お金なんて使わないし……」と初日に病院内タリーズで豪遊（？）。
入院二日目。
血管にカテーテルを入れ、それで頭部まで造影剤を運ぶという大変怖そうな検査は午後です。
午前中は必死に「検査のことは深く考えないようにしよう」とがんばりました。
お気にいりの有線キーボード。充電不要だし、物理的につなげるだけで接続完了だし、キーボードは絶対有線っすよ！予定通り短編の初稿は完成。
午後、決まっていた時間より一時間ほど遅れて検査開始。
台の上に寝かされ、頭を固定さて、腕に注射をされ……、「いつカテーテル入るんやろ？」と思っているうちに「造影剤入れます、頭の右側が熱くなります」等々言われてびっくりしました。もうカテーテルくんは私の体内をめぐってたんかいな！
まあ、よく考えたら、そんな「カテーテルが進んでいる過程」が本人に感じられたら、大変な事態ですよねぇ。
造影剤は何度もプシャーッとされ、そのたびに、頭の色んな部分が熱くなりジワッと痛くなったりしました。
でも、耐えられないほどではなく、胃カメラと比べても7倍はへっちゃらでしたね。
カテーテルは、血管の細い人は腕ではなく太ももから入れることになり、そうなると一晩足を動かせず、ベッドで寝たきりになる、と聞かされていたのでビクビクしていたのですが、検査を担当した先生が「大丈夫でしょう」と言って腕から入れてくださったので、検査後すぐに動き回ることができて、大変ありがたかったです。
検査後すぐに「悪そうな血管はなかったよ」と言っていただきました。が、そのせいで「明日もう一回、造影剤を入れたMRIを撮っておきましょう」となり、退院が一日延びました。
入院三日目。
着替えなどは、余分に持ってきていたのですが、持ってきた本は全て読んでしまいました。病院内のコンビニに行くと……、現代ミステリー系が多くて、「病院で読むのはしんどくない？」みたいなのが多くて困りました。
病院に殺人事件の本が多いってどうなん？
娯楽と割り切ると、ハラハラして現実を忘れられるのかしらん？？？
二日目にカフェオレやおにぎり（検査の都合で昼食がでなかったので）を買ったため、
残っているお金で買える本は一冊です。
ここで初日にタリーズで800円も豪遊したことを後悔しました。
「あのお金でもう一冊本が買えるのに！」
というわけでとても悩んで選んだ一冊。
ご当地情報も知ることができたら楽しいかと思いまして。
浅見光彦、はじめて買いましたわ。
私の頭の中で再生される浅見光彦は、榎木孝明と中村俊介が３：７くらいの割合で、場面ごとに入れ替わっていました。
MRIは今回は映像のない機械でした。
ストーリーのない、熱帯魚が動くだけのアニメでも、あるとないとじゃ全然違う！
初日に熱帯魚を見て「少し怖さが軽減される」と思っていましたが、あの熱帯魚、めちゃめちゃ怖さを軽減していた！
真っ白い機械を見つめるだけの検査はいやぁぁぁ、でした。
ネットでは「MRIの造影剤は注射」と書かれていたので、頭に注射するのか？！ とドキドキしていましたが、点滴の針からひゅっと入れておしまい。助かったぁー。
入院四日目。
早々に帰り支度をして会計へ。
病院の一階に降りると人がいっぱいいて、ざわざわしていて「シャバに戻った感」を感じました。
入院って、体温も血圧もはかりに来てくれはるし、食事も運んでくれはるし、至れり尽くせりですよね。なんだか一瞬、天界から下界に落とされた気分になりました。
ま、味の濃いものが食べられる下界最高！！！ですが。。。
現在。
金曜日に退院して現在日曜日ですが、カテーテルを入れた腕が動かすとじんわり痛い以外は特に問題はありません。
あ、体力が落ちてるかも。
激しい頭痛がおきてから3週間、入院前も一日寝ている日が多かったし、病院ではゴロゴロしていただけだし、選挙に行くのにちょっと自転車乗ったら、息切れしました。
一番上の画像は家族のみなさんに、おつかれさまのシフォンケーキ。
自分でお弁当を作っていた長女が一番ぐったりしていました。
11月3日追記 検査結果
お騒がせしましたが、特に治療の必要なところは見つからず、念のため半年後にMRIをとりましょう、ということになりました。頭痛の原因は不明のままですが、ひとまず大事にいたらず良かったです。心配してくださった皆さま、ありがとうございました。
