うたかいずみさんの童謡詩集、拝読しました。
銀の鈴社さんはジュニアポエムシリーズというのがあって、ものすごく長く続いているんですね。
こちらのご本のナンバーは「306」!
中を見てみると、優しい言葉で書かれた、けれどけっして簡単な言葉ではない詩が並んでいます。
むずかしいですよね。子どもでも分かるようにって簡素化して、それが感性まで質素になってしまう原因になっては詩にならない。
誰でも知っていることばだけれど、美しく書くのは大変、というか。
私が一番気にいったのは「べっちょない」です。
べっちょない、は「大丈夫」などの播州弁。
一度、登場人物に播州弁をしゃべらせようと思って、Youtubeで播州弁を聞いてたことあるんですけど、他の地域の人が聞くとなかなかアグレッシブで面白いです。どの方言もそうかもしれませんが。
べっちょない、はやさしい感じがしますよねぇ。いいなあ、と思いました。