沢田俊子先生の新刊です。
「動物の義足やさん」(講談社)
動物の動きを助けるための装具を作ってる島田旭緒さんを取材して書かれた御本です。
犬やネコの話かと思いきや、はじめのページでポニー、羊、うさぎの写真が見られます。
うさぎかわいい。
さらにタヌキ、イヌワシ。
読み進めると、アヒルにペンギン。
さまざまな動物が島田さんの装具をつけて動けるようになっていることがわかります。
私はペットを飼っていないので動物の病気については全く知らないですし、動物にもセカンドピニオンがあることを今回はじめて知りました。
前回の「サバンナで野生動物を守る」もそうですけど、多くの小学生に読んでもらいたい本です。
なんだか悲しいニュースの多い昨今ですが、世の中には愛にあふれた立派な人がたくさんいらっしゃるんだな、日本の未来も捨てたもんじゃないな、と思いました。
こうしたりっぱな方々を児童書で紹介することで、そういう人たちに憧れ、後に続く若い世代が増えることを願います。