なんにでも使えるEvernoteを使いこなそうと手を広げすぎて失敗して、こじんまり使うことにしたら上手くいった、というお話。
Evernoteは「あらゆるものを保存できるWebサービス」として、
基本の使い方から高度なテクニックまで、さまざまな情報がWebサイトや書籍で紹介されていますが、
とにかく「どんなときもどんなことにも使えるよ」的なマルチぶりがアピールされることが多いですね。
そこで私もEvernote上級者にあこがれて、
あれこれ詰め込もうと思ったことがありました。
生活、仕事、執筆、料理、着物、各方面の
画像、PDF、メモ、ノート、Webクリップ……
でもね、何度かチャレンジしたけれど、すぐに使わなくなってしまうんです(^-^;。
・なんにでも使えるわりには、分類した状態が見にくい。
・クラウドなんで、動きが遅くてさっさと移動できない。
というマイナス面はあるものの、たくさんの人が愛用しているのだから
「便利なものに違いない!」と思ってがんばってみたのですが、だめでした。
結局私はEvenoteとは相性が悪い!と放置。
一つのカテゴリーに特化する
それからだいぶたって、お仕事で使う文書のテンプレートを作ろうとしたとき、
他に適当なものもなかったのでとりあえずEvernoteにしてみたら、意外に良かったんです。
「お仕事の文書のテンプレート」だけをいれてみたら、これが結構重宝する!
どうしてだろう?
おそらく、きっと、たぶん、「なんにでも使える・なんでも保存できる」となると頭に何にも残らなくて(引っかからなくて)、いざという時、思い出さない。
でも「お仕事のテンプレートだけ」って決めると、必要性が増すというか、
お仕事でテンプレートが欲しいとき「あっ、あれあれ!!!」ってしっかり思い出す。
ということではなかろうか……と。
分かります?
これと同じことは「Trello」でも経験しました。
Trelloはカードを横へ移動していける、タスク管理サービスです。
Trello、なんでも入れられちゃうんだな。
カードは縦にも横にも移動できて、もちろんカードを置くボードもたくさん作れちゃう。ビジネスからプライベートまでばっちり!!
はい。
ここへどんどんいれて、どんどんいれて、どんどんいれて……放置しました。
かわいくて、使いこなしたい気持ちはたくさんあるのに……。
そして現在の私
Todo管理…Todoist
その他、googleKeep、Wunderlist、紙Copi、など内容によって分散しています。
に分けました。
すべて優秀なサービス(アプリ)なので、単体でなんでも管理できるんですけどね、それをやると使わなくなりそうで。
なんでも分ければいいってもんでもなくて、逆に
「出かける」「締め切りがあるTodo」など時間に関係するものは、内容がバラバラでも一つにしたほうがよかろうと、
Gmailにきた「返信が必要なもの」も「Googleカレンダーの予定」もTodoistへ飛ばすようにしました。
これが結構分かりやすくて良いです。
今回ご紹介したサービスは紙copi以外は、iOS、Android、のアプリがあり、いつでもどこでも使えます。
機能満載のサービスアプリを「どうも使いこなせないなあ」という方は、目的を絞って利用してみてはいかがでしょうか?
思いがけず便利に感じるかもしれませんよ。
アイキャッチ画像は先週のおやつです。