読みました!『サバンナで野生動物を守る』(沢田俊子 講談社)

読みました!

沢田俊子先生の最新刊『サバンナで野生動物を守る』(講談社)を読みました。

南アフリカ共和国で政府公認サファリガイドとして働く太田ゆかさんを通じて、野生動物やその保護活動について知ることのできるノンフィクションです。

冒頭は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大をきっかけに企画されたバーチャルサファリツアーからはじまります。
雄大なサファリの様子をリアルタイム配信で見られるって、とっても素晴らしい企画ですよね。

私はWWWFジャパンの年間サポーターになっている程度には野生動物保護に関心があるので、読み始めたら止まりませんでした。
動物好き、自然の好きの子なら、夢中になって読んでしまうでしょう。

政府公認のサファリガイドになる方法も紹介されています。
体力がいりそうなので、早々に「私は無理だな」とあきらめました。
若く将来有望なお子さんたちはぜひ目指してもらいたい。

国立公園では野生動物を守るための活動も行われています。
サイは密猟から守るため、先に角を切られてしまうとか。
可哀想ですが、現状ではそれが最善の策のようです。
悲しいですね。
密猟者のいない世の中になりますように。

全ての漢字によみがながついているので、低学年からでも大丈夫!
動物やサファリのことがたくさん学べるので、夏休みの読書感想文にもおすすめです。