ことになってしまって自分でもびっくり。
劇団チョコレートケーキ『帰還不能点』。
内容は、総力戦研究所にいた人たちが戦後5年たって集まり、帰還不能点(日米開戦を回避できたであろう最終地点)はどこか、について話し合う、というもの。
ノンフィクション小説『昭和16年夏の敗戦』も読んだし、舞台設定はまあまあ分かっているつもりで行ったのです。何度も再演しているのだから絶対いい作品だろうとは思いつつ、一方で、設定を分かっている以上、そんなにすごく驚いたり、衝撃を受けたりすることもないだろう……とも思っていたわけです。戦争の結末も決まっていて、それ以上の悲劇はないわけですから。
でも、それでもラスト20分くらい、泣けてきて泣けてきて。。満席だったので我慢したけど、周囲に人がいなかったら、めっちゃ泣いてたはず。
これが戯曲というものか!
って感動したくらい脚本が良かったです。
「日米開戦前から絶対に負けると分かっていた人たちの苦悩」っていうと、なんだかエリートの悩みぽくてカッコいい感じがするんですが、それが黒くて重くてドロドロとした、まさに「呪い」って感じで登場人物たちにずっしりのしかかって行くところがなんとも言えず。。
さらにその重さの中、決して後味悪く終わっていない、いい感じに〆ているところが、一周まわって悲しくなったんですよ。劇中の人たちがどんなに熱く語り合っても、5年前に敗戦しているので。
内容が悲しいとの、その構成が上手くて感動しているのとで、べしょべしょと涙を流しながら帰りました。
そういや、総力戦研究所の映画もありますね。『開戦前夜』、7月31日からかぁ。
私、ドラマにしろアニメにしろテレビの再編集みたいな劇場版は見ない性質なんですけど、ちょっと悩むな。

アイキャッチの写真は雑草の花。
月曜日、今書いているお話の登場人物を「雑草の花が好きな子にしよう」と思って、散歩の途中に撮りました。

まあ、こんな感じで、ぱちぱちとその登場人物になりきってカメラを向けていたのですが、一昨日、その登場人物は消えました。
ちょっと登場人物多かったんですよね。二人減らしました。
さようなら、雑草のお花たち。
そんなわけで明日からは、二人減らしたバージョンでの書き直しです。はは。ははは。は。
でもすっきりすると気持ちがいいので、楽しいはず!
頑張れ私!
そして6月も終わり。
私、2016年6月デビューなので、デビュー10周年??
そうなの?
今、これを書きながら指折り数えて混乱しています。
7月から11年目?
あれ? もっと抱負的な何か、考えたほうがいいかな?
来週への宿題にしましょう。
