わらしべメンバー山下みゆきさんの最新刊『直紀とひみつの鏡池』(静山社)
『直紀とふしぎな庭』の続編です。
まず、表紙の透明な魚が魅力的ですよね。
透明感が素敵。これは絵師さんが素晴らしい!!
もちろん本の中身も素晴らしいです。
シロも水野さんもかわいいし、新しいキャラたちもいい!
前作同様、怪異的なものとナチュラルに共存している世界、というのがとても良いですね。
読者は「行ってみたい」と思ってしまいます。
いや……でも私、化け猫はいいけど、カエルはちょっと……無理かなあ。
なかなかネタバレしないように書くのは難しいのですが、私が今回一番面白かったのは「命づな」ですね。想像したら可愛くて面白くて。
マジで? それ? 命づななん? めっちゃ必死に考えてるふうやけど、敵のほうが上手みたいやし、いざとなったら役に立つの?
って、めっちゃ心配になって、ハラハラしてしまいました。それも作者さんの作戦のうちなのか?!
小学生新聞連載時はイラストがあったのかなあ。
暗号クイズがはさまっているのも面白かった。
現役の小学生さんにおすすめしたい児童書です。
せっかくなのでblueskyとmixi2でも読みました宣言してみた。
mixi2はおそらく児童書の新刊案内の一番手なんじゃないか、と思う。でもコミュニティ乱立してるからなあ。私が投稿したのは「新刊書評コミュニティ」。