『逃げた王子と14人の捜索隊』新星出版

新刊情報

2月20日から書店に並んでいます。

突然逃げ出したウプタン星の王子と、彼を追う14人の捜索隊員は地球へやってきます。
捜索隊員ひとり1話で王子を捜す短編連作ですが、王子は過去三千年間を行き来できるタイムマシンを持っているので、捜索範囲は地球の古今東西三千年間!
隊員たちは無事王子を見つけることができるのでしょうか!!

いやあ、無事完成して良かったです。
初稿はだいぶ長かったのです。人数も多かったし1話ごとの中身も関係ない部分をだらだら書いてしまったり。初稿の段階で宇宙人たちの設定で迷っている部分がたくさんあって、「この子たち大丈夫か?」と心配になることも多々ありました。
担当編集さんの的確なアドバイスと励ましがあって、やっと立派な本になりました。
さらに!宇宙人たちがこんなに可愛らしいなんて!まさに「こんな感じだったらいいなあ」と思っていたイメージ通りだったのはじめて見た時は感動しました!本当にうれしいです。
苦労も吹っ飛びました。

キーポイントになる数字は奇数がいいと言われていますね。
おふだもこぶたも「3」で、こやぎもこびとも不思議も「7」、自己啓発系の本のタイトルも奇数のルールやら法則やら真実やら。。
なのでなんとか奇数にすべきかとがんばったのですが、入れたいお話を優先すると「14」に。ひとりひとりの顔が見えてからはもうどの子も絶対必要な子!になりましたので、いまとなっては14人+王子で史上最高のメンバーです。

本屋さんでみかけたらぜひ中の挿絵もごらんください。
そしておうちにつれて帰ってくださったら大変うれしく思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

今週の私

スーパーにはもうえんどう豆が出てるんですね。
昨日は雪もちらついていましたが、一足先に春気分。